よくわかるクーコム
Our Strong Point
インバウンド事業の強み
2004年から積み上げた海外顧客データベース
クーコムのインバウンド旅行サービスの一番の強みは、2004年から他社に先駆けて海外向けOTAとして積み上げてきた海外顧客のデータと運用ノウハウです。
旅行事業は、過去に予約した会社で次回も利用する傾向が強く、この海外顧客データベースが何よりも重要な資産となります。この資産は、いち早くインバウンド市場に向けてレンタカー事業を展開したことで成し得た、他社に対する事業優位性となっています。
国に合わせたマーケティングと高いリピーター比率
香港・台湾・タイ・シンガポール等の各国に対し、個別に市場マーケティングを管理しています。「FacebookなどのSNSが効果的」、「検索エンジン最適化(SEO)が効果的」、「広告(SEM)が効果的」など、国により有効な施策が異なるため、経験による的確なマーケティングを実施することが、海外顧客データベースの拡張に大きく寄与しています。マーケティングと的確なサービスの提供の両面が合わさることで、大きな収益性と高い成長率を生み出しています。
商品力とオプションサービスの充実
レンタカー事業における商品力は、他の何よりも取り扱いレンタカーブランド・店舗の数が重要となります。それを基軸に、他社には無いオリジナルのプラン設計、安い価格帯を実現し、事業としての強みを生み出しています。
また、他社には無い独自性として挙げられるのが、レンタカーと同程度の売り上げを誇るレンタカー周辺サービス(ETCやWi-Fiレンタル)です。これらのサービスは、レンタカーと同時に利用していただくことが多いですが、他社ではあまり提供していないか、何かしらの制限(乗車と同じ店舗への車の返却が必須など)がかかる場合がほとんどです。クーコムでは、ユーザー視点に立ち、利便性の高いサービスを提供することで、高い満足度、リピート率を適えています。
国内事業の強み
有料会員の強みと安定性
クーコムでは、オンライン旅行サイト「トクー!」を通じて、日本唯一のサブスクリプション型の旅行モデルとして、会費収入を得ることで旅行商品を卸価格で提供するビジネスを構築し、実現してまいりました。
サブスクリプション型の国内旅行サービスは創業来の事業であり、現在では当社の安定収益基盤事業となっています。
現在、「トクー!」の会員数は約118万人(2019年3月時点)で、この中の有料会員に対し年会費契約に基づいて毎月会費を課金するストック型ビジネスです。
有料会員の中には、宿泊予約を34回/年(2018年3月期実績)ご利用いただいているユーザがいるなど、弊社ならではのメリットに大きな魅力を感じていただいています。
高い提案力・企画力によるコンサルティング
クーコムでは、特に仕入れに力を入れております。宿泊施設側にお部屋が空いている期間を安価な価格でできる限り稼働するような提案をしたり、他社にないオリジナル商品の企画を掲載することで、集客力・リピート率を高めています。
特にお客様に対する様々なプランの提案には、宿泊施設側の直近の空室状況の動向データを踏まえ、弊社の専属コンサルタントによる高い提案力・企画力をベースとしたコンサルティングを行うことで、顧客向けへの訴求力を高め、同時に空室率の解消の一翼を担っています。
100%お客様視点でのサービス展開
クーコムでは、理想のサービスを追求することを命題として掲げ、「100%お客様主義」を実施しています。日頃お客様よりいただくご意見・ご要望など、Webサイトや様々なサービスにお客様の声を反映しています。
従来の旅行代理店は宿から手数料を得るため、宿泊提供側の意見を優先する場合が多いです。しかし、それでは本当にお客様の望む商品や充実したサービスの提供はできません。
お客様からの会費のみで運営する会員制サービスの特長を生かし、利用ユーザの視点「100%お客様視点」での理想のサービスを追求できることこそが、弊社の一番の強みです。
安心のサポート体制
クーコムではお客様へのきめ細やかなサービスを提供するため、「お電話による宿泊やレンタカーの予約受付」「サポート専用の相談窓口の設置」「お問い合わせフォームでの24時間受付」を行っております。
インバウンドのユーザーサポートには特に力を入れており、英語、中国語、韓国語、タイ語のネイティブが待機して迅速なやりとりできる環境を整え、お客様からの満足度の向上に寄与しています。
市場環境による追い風
クーコムは、オンライン旅行事業としてインバウンド旅行サービス・国内旅行サービスを運営しています。
インバウンド旅行サービスは訪日外国人向けレンタカー予約サービスから始まり、現在ではレンタカー関連サービスもあわせて提供しており、国内旅行サービスは日本人向けに提供する会員制の旅行サイトを運営しています。
そのどちらの事業においても、現在、市場環境が追い風となり事業を拡大しております。
訪日外国人旅行者の急激な増加
観光庁の「訪日外国人消費動向調査」によると、2017年度訪日外国人旅行者数は2,869万人に達し、その消費額は約4.4兆円となっています。今後の予測でも、2020年に4,000万人、2030年に6,000万人が視野に入るほど、成長性のある市場と言われています。
訪日外国人旅行者数と消費額の推移
急激な増加要因はアジア圏
近年の訪日外国人旅行者の国別比率では、主要20カ国で過去最高を更新しております。特に、中国・韓国合わせて約1500万人を突破、インドネシア、ベトナムからの訪日外国人も急増中となっています。
訪日外国人旅行者の国別比率
国内旅行市場が活性化
国内旅行市場においても市場は活性化傾向にあり、特にOTA(インターネット上だけで取引を行う旅行会社)の占める割合は伸長しており、その市場も拡大してきています。