トップメッセージ
Message

クーコム株式会社
代表取締役会長CEO
西村 惠治

インバウンド+サブスクリプション

弊社では、1998年10月の創業当初より、サブスクリプション型有料会員制で旅館・ホテルの卸価格予約サービスを中心としたOTA（オンライントラベルエージェンシー）事業を行ってまいりました。

私が、このサービスをスタートさせるきっかけになったのは、旅行代金の高い理由は「旅行代理店の手数料が高いからだ」という話を宿泊施設の経営者の方から聞いたからです。
それであれば、「中間マージンを無くして、さらに手軽に旅行に行けるサービスを作ろう」と考え、一定の安価な会費を会社運営の原資として、旅館やホテルを卸値で予約できるサブスクリプション型ビジネスモデルを考案しスタートいたしました。

お客様からの会費で運営する事業ですので、業界を向くのではなくお客様の視点で作り上げてきた、従来になかった100％お客様主義のビジネスモデルです。

「100％お客様主義とは」

従来の旅行代理店は宿から手数料を得るため、お客様不在のサービスとなりがちでした。
しかし、当然のことながらお客様中心でないと、本当にお客様の望む商品や充実したサービスの提供はできません。
そこで私どもは、100%お客様目線で物事を考える購買代行でなければいけないと考え、本当にお客さまの望む商品・サービスを提供するために（100%お客様主義を実践するために）お客様からの会費のみで運営する会員制サービスといたしました。
お客様のご意見による、お客様のための理想のサービスを提供するビジネスモデル、トクー！のサービスやシステムの原点はすべてここから始まります。

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おかげさまで、このオンリーワンのサブスクリプション型ビジネスモデルで、国内100万人以上の方々に会員登録いただくに至りましたが、この数字に甘んずることなく、さらに商品力の向上やサービスの拡充に努めて参ります。

訪日旅行の中でも特徴的なのは、個人旅行手配の増加です。
お客様の旅行スタイルは、団体から個人手配にシフトしており、日本政府観光局の調べでは76.2％もの方々が、自由な個人手配旅行を楽しんでいるとのことです。
結果、日本国内での移動も団体でバスを利用することが少なくなり、弊社のサービスにも追い風となることでしょう。

訪日旅行者数も、2020年に4000万人、2030年に6000万人の目標が政府によって掲げられ、今後も急激に拡大をしていくものと予想されております。
市場拡大の後押しもあり、特に訪日旅行者向け（インバウンド）レンタカー事業は順調に拡大し成長を続けており、この分野では国内最大級の取扱台数となりました。
その結果、香港・台湾・韓国・タイ・シンガポールなど約60ヵ国のお客様にご利用いただき、海外に30万人以上の顧客を持つまでに至りました。

訪日旅行者・個人手配旅行の増加など市場が拡大する中、今後ビジネスをさらにグローバルに広げていく計画で、世界中の多くの方にご利用いただけるサービスとするべく邁進してまいります。

私共は、ミッションステートメントである「旅を日常に変えるために、新たなビジネスモデルを創造する」ということを念頭に、すべてのステークホルダーの満足度向上を実現し、事業の発展を目指して参りますので、引き続きご指導いただければと存じます。

クーコム株式会社
代表取締役社長COO
牛田 隆夫

インバウンド旅行サービスは、訪日外国人向けのレンタカー予約サイトのパイオニアとして、2004年からサービスを開始しました。現在では、アジア諸国を中心に、約60ヵ国のお客様にご利用いただいております。合わせて、関連サービスや多言語のサポートをご提供することで、「日本の安全、安心な旅」をお楽しみいただいております。
インバウンド市場自体が急速に拡大している中、お客様のニーズに迅速にお応えし、収益化し、お客様満足度を最大化することにより、さらに成長を加速させていきます。常に、仕事を通じて世の中に寄与するという「確固たる信念」を持って、新たな試みにチャレンジしてまいります。
今後とも一層のご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。